主に日本国内の政策や政治体制などに対して、歴史上の出来事と対比しての所見や、個人的な意見などをまとめています。

村山内閣とWindows95の登場 – 激動の年となった1995年
物事を考える際には、一歩引いた複数の視点から分析してみることが役に立つことがあります。今回は、政治とITという異なる分野を中心に、歴史の転換点ともいえる程に激動の一年だった1995年について振り返りながら、多角的な視野の重要性について考えてみます。

2025年の参院選後に増税路線が加速する可能性 – 自公政権の行く末
現政権に不満を持っている有権者が、減税政策などを主張している政党を支持し、「参院選で結果を出そう」という呼びかけ等も見かけます。今回はそういった方達に向けて、参院選の後に起こる可能性のある事を紹介しつつ、選挙の重要性について改めて考えてみます。

「お金を差し上げる」文化 – 法令に則った悪しき慣習
近年では、政治家が手土産として金銭や価値のあるものを贈るという行為が、ニュースなどで報道されるようになりました。今回は、一般的な日本人にとっては考えにくい、政治家の「お金を差し上げる」という慣習についてまとめながら、法令と倫理、そして私たち有権者に必要な事を改めて考えてみます。

支持率が低下する自民党と幸福度が低い日本の国民 – 変化する価値観
令和時代の日本では政治のニュースが絶えません。SNSでは連日のように政治に関する話題がトレンドになっているような状況です。自民党支持率は低下し続け、国民の幸福度は下がり続けています。そんな政治に関する大きなうねりの根本には、「日本人の価値観の変化」が関係しているとも考えられます。

男女共同参画がもたらす矛盾 – 平等意識が変える社会
社会的にも一定の理解がある男女平等ですが、男女平等参画に対する批判的な声もあがっています。今回は、現在男女共同参画で進められている様々な施策による矛盾と社会的な変化をまとめながら、今後の社会の在り方について考えます。

進むテレビ離れとNHK解約 – ネット時代における公共放送の必要性
今回は、オールドメディアの中心的な位置づけでもあるNHK(日本放送協会)について考えてみたいと思います。NHKは日本の公共放送で、まさにテレビ文化と共に歴史を刻んできた象徴的な放送局です。近年では「NHKは必要ない」といった声も上がるようになっていますが、日本の国家として公共放送としてのNHKは本当になくなっても良いのか、改めて考えてみます。

令和時代の選挙戦 – 2024年のネット活用と反組織票の風潮
2024年(令和6年)に起こり始めた選挙戦の変化についてまとめています。2024年に行われた選挙では、有権者はテレビや新聞といったマスメディアだけでなく、ネットの情報も参考にしながら投票先を決めるようになったことで、様々な現象が起こり、話題にもなりました。

「103万の壁」の議論は「国民の生存権」を中心とすべき
103万円の壁という「分かりやすい表現」で議論されていますが、根底にある「基礎控除」がどういった制度なのかを改めてまとめながら確認することで、反対することが「とんでもないこと」であることを再確認していきます。

前兵庫県知事 斎藤元彦氏に関する一連の報道に感じる違和感 (選挙前2024/10/31)
前兵庫県知事の斎藤氏については、聞けば聞くほど、調べれば調べる程に、「実は真っ当な政治家であり、メディアによって追い落とされた被害者なのではないか」と思えてなりません。真実はどこにあるのか分からず、違和感ばかりが募っていくこの斎藤氏に関して、一連の報道や現在までの動きに関する情報をまとめながら、改めて考えてみる事にします。

ビジネス化する日本の政治 – 恩義に報いる人間性と寄付
現在の日本の政治では、支援者と政治家の間の利害関係「政治とカネ」の問題を改善する風潮があります。政治をビジネスにする「政治屋」は、国民全体のために行われるべき政治を私物化している存在といえ、許されるべきではないでしょう。しかし、受けた恩に対する感謝を大事にする日本人の人間性として、理解できる部分もあります。