Fragile Archives – 人生の視野を広げる知の欠片

Fragile Archives - 人生の視野を広げる知の欠片

学問の枠にとらわれず、「常識」や「当たり前」にも疑問を持ってみると、日常の中にある何気ない出来事や言葉にも、歴史の痕跡が見えてきます。その由来や背景を知ることで、自分の価値観に変化が生まれ、広い視野で物事を考えるきっかけになるでしょう。

学ぶことは楽しい事で、知識は人生を豊かにしてくれます。歴史を振り返れば、人々もまた知らないことを学び、新しい価値観を得ながら社会を変えてきました。全ての知識を持った人は存在せず、知識の多寡は程度の差でしかありません。
純粋に新しい知識を得ることを楽しめた方が、人生幸せだと思うのです。

意外と新しい「宗教」という言葉 ― 日本は無宗教と呼べるのか
宗教という言葉は、近代日本で西洋の religion を翻訳する中で再定義された概念でした。言葉の成り立ちから、日本人の宗教観と「無宗教」という感覚を問い直します。
なぜ朱子学は尊王思想を生んだのか ― 幕府が想定しなかった“学問の皮肉”
幕府が奨励した朱子学は、理を追究するほど忠の正統性を問い直し、やがて垂加神道や水戸学を通じて尊王思想へとつながりました。学問が権威を揺るがす“皮肉な構造”を読み解きます。
江戸時代の引っ越し ― 刑罰にもなりえた転居
江戸時代の転居は、現代の引っ越しとはまったく異なる意味を持っていました。社会構造や生活条件をたどりながら、転居がときに刑罰として成立しえた理由を文化史・社会史の視点から考えます。
「クリーチャー」って英語じゃないの? – 意味のズレから見える、カタカナ語の不思議
日本語で「クリーチャー」と聞くと、多くの人が「怪物」や「異形の存在」を思い浮かべると思います。でも実は、英語の creature は、そんな“おそろしい存在”だけを意味する言葉ではないんです。今回は、そんな「クリーチャー」というカタカナ語に注目して、英語との意味のズレを見てみましょう。
魚は本当に体に良い? ― ビタミンから考える
魚は本当に体に良いのでしょうか。ビタミンB1・C・Dの働きと欠乏症の歴史から、魚の栄養を再整理します。「バランスの良い食事」という言葉も含め、食習慣を見直すための視点を提示します。

キリスト教禁教史 ― 多文化共生を考えるための日本史

なぜ日本は宗教を禁じるという極端な選択をしたのか。

その背景には、外交・治安・社会不安が重なる現実がありました。
禁教の歴史をたどることで、現代の多文化共生や宗教をめぐる課題を考える手がかりになります。

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このサイトで扱う主なテーマ

歴史

日本史や世界史の「人物」や「出来事」を切り口に、背景や流れを丁寧にたどります。

過去を知ることで、現代の出来事を考えるヒントを探ります。

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社会

現代の政治・法制度・社会問題などを取り上げ、その成り立ちや背景を解説します。

ニュースの裏側にある「しくみ」や「価値観」を整理したい方に。

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思想

宗教・哲学・学問など、人の「ものの考え方」に関わるテーマを扱います。

私たちの常識や価値観がどこから来たのかをたどり、自分の視点を見直します。

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Concept

私たちは、物事を考えるときに「常識」という社会通念を頼りに、自分の考えをまとめがちです。
しかし、人の知識や経験はそれぞれ異なり、拠り所としている常識もまた、普遍の真理ではありません。

その常識は本当に正しいのでしょうか。

公平に考える」ことは、思う以上に難しいものです。どれほど客観的であろうとしても、自分の知識や経験の範囲で導いた答えは、少なからず偏りを含んでいます。

本サイトでは、歴史的な出来事や思想の背景をたどりながら、
見落とされがちな「視点」を提示していきます。

その視点が、より公平で柔軟な考えを持つための手がかりとなれば幸いです。