Fragile Archives – 人生の視野を広げる知の欠片

Fragile Archives - 人生の視野を広げる知の欠片

ピックアップ記事

新着・更新記事

『冒涜』とは何か ― 『冒す』『涜す』から考える私たちの価値観
「冒涜」とは何か。「冒す」「涜す」の意味や用例を確認しながら、冒涜という言葉の成り立ちや使われ方を解説します。また、人は何を冒涜と感じるのか、その背景にある価値観についても考察します。
宗教法人だから宗教なのか ― 宗教法人法の制度とその役割
宗教法人とは何か。制度の仕組みと目的を整理し、宗教との関係を分かりやすく解説します。宗教法人=宗教ではない理由や、制度の内外に広がる宗教的な営みを具体例とともに整理し、「宗教とは何か」を考えます。
穢れは移る ― 神道の触穢(しょくえ)と”えんがちょ”
神道の重要な観念「触穢(しょくえ)」とは何か。死や出産、月経に関わる人々の隔離、世界との比較、現代に残るえんがちょ文化まで紹介。
不敬とは何か ― 法で「敬うべきもの」が定められているのか
不敬とは何かを、不敬罪の歴史や敬意の意味、共同体秩序との関係から整理します。戦前の不敬罪が廃止された理由や、現代日本における思想・良心の自由、法制度と社会規範の違いを通して、「法で定められない正しさ」について考えます。

人が一度の人生の中で学べることは限られています。

知らないことがあるのは自然な事で、知識の多寡は、程度の差でしかないでしょう。
謙虚に学ぶ姿勢は知識を増やし、知識は他者への配慮にも役立つのではないでしょうか。

社会を知る ― 価値観の土台

私たちの価値観や考え方は、どのような社会の中で育まれてきたのでしょうか。

その背景を理解するため、歴史や制度・宗教など、私たちを取り巻く社会の構造を整理します。

特集記事

法制度や思想・宗教などに関する個別の記事を、各テーマごとに特集記事として整理しています。

江戸時代の学問・思想特集 ― 時代と系統で読み解く知の全体像
江戸時代の学問と思想を、時代の流れと学問の系統という二つの視点から整理しています。朱子学・国学・陽明学・蘭学・水戸学などの特徴や成立背景、そして幕末の政治思想への影響までを体系的にまとめた特集です。
日本のキリスト教禁教史特集 ― なぜ禁止され、なぜ解除されたのか
日本ではなぜキリスト教が禁止され、そして解除されたのでしょうか。江戸時代の禁教政策を「なぜ始まり、どのように運用され、なぜ終わったのか」という構造から捉え、日本の宗教政策と国家の判断を整理します。その歴史を通して、現代の信教の自由や多文化共生を考える視点を得られる特集です。
現代社会の理解を深める『法制度』特集 ― 法の構造から考える課題
日本の法制度はどのような考え方で作られているのでしょうか。現代社会で議論となる多文化共生や宗教、歴史的背景などを切り口に、法制度の構造や社会との関わりを分かりやすく整理・解説する特集です。
日本の伝統宗教「神道」特集 ― 暮らしの秩序
神道の世界観を特集。穢れと祓・禊、神の使い、神社制度から国家神道まで、古来の信仰と現代をつなぐ視点を解説します。

世界を知る ― 異なる価値観の土台

日本という共同体の中では、ある程度共有された価値観がありますが、世界にはまた違った価値観も存在しています。その背景はどのように違うのでしょうか。

世界の歴史や制度・宗教などを紐解き、構造的な違いを掴みます。

特集記事

言語や外交史など、各テーマごとに特集記事として整理しています。

【特集】英語から見る文化の違い ― 言葉に刻まれた価値観と世界観
英語と日本語の違いから、文化や宗教観のズレを読み解く特集です。翻訳された言葉に隠れた前提や価値観を、英語圏と日本語圏を対等な視点で整理します。
日本とオランダ特集 ― 日蘭関係から読み解く世界と歴史
江戸時代の日本と唯一つながっていたヨーロッパ国家・オランダ。その戦略、宗教観、文化を通じて、日蘭関係と世界史の交点を読み解きます。歴史から現代社会を立体的に理解するための特集です。

私たちはなぜそう考えるのか ― 価値観の客観視

私たちは「なぜそう考える」のでしょうか。

自分の中の正しさを絶対視することで、無意識に他者を傷つけることもあるかもしれません。
他者を否定することが正しいと考えることもあるでしょう。

歴史や世界との比較を通して、私たちの当たり前を客観視します。

【特集】私たちはなぜそう考えるのか ― 価値観とその客観視
私たちが当たり前だと思っている価値観は、どのように生まれたのでしょうか。歴史や他文化との比較を通して、価値観の背景や由来を客観視する特集です。

本サイトのカテゴリー紹介

本サイトでは、物事の背景を紐解いて整理しています。

各記事は、その切り口の方向性でいくつかのカテゴリーに分類されています。
以下では、カテゴリーの切り口・方向性と共に、よく読まれている記事を紹介します。

歴史

日本史や世界史の「人物」や「出来事」を切り口に、背景や流れを丁寧にたどります。
過去を知ることで、現代を考えるヒントを探ります。

→ 歴史カテゴリへ

社会

現代の政治・法制度・社会問題などを取り上げ、その成り立ちや背景を解説します。
ニュースの裏側にある「しくみ」や「価値観」を整理したい方に。

→ 社会カテゴリへ

思想

宗教・哲学・学問など、人の「ものの考え方」に関わるテーマを扱います。
私たちの常識や価値観がどこから来たのかをたどり、自分の視点を見直します。

→ 思想カテゴリへ

言語

言葉の意味や語源、翻訳の違いを手がかりに、文化や価値観の違いを読み解きます。
言葉の奥にある「ものの見方」をたどり、新しい視点を探ります。
また、実用言語解説や現代用語の整理なども扱っています。

→ 言語カテゴリへ


また、時系列で流れを把握するための史料として、記事を補足する年表もまとめています。→ 年表カテゴリへ

本サイトのコンセプト

私たちは、物事を考えるときに「常識」という社会通念を頼りに、自分の考えをまとめがちです。
しかし、人の知識や経験はそれぞれ異なり、拠り所としている常識もまた、普遍の真理ではありません。

その常識は本当に正しいのでしょうか。

「公平に考える」ことは、思う以上に難しいものです。どれほど客観的であろうとしても、自分の知識や経験の範囲で導いた答えは、少なからず偏りを含んでいます。

本サイトでは、歴史的な出来事や思想の背景をたどりながら、
見落とされがちな「視点」を提示していきます。

その視点が、より公平で柔軟な考えを持つための手がかりとなれば幸いです。

日本人の「常識」のルーツ・構成

そもそも、私たちの常識はどのような要素で構成されているのでしょう。

「現代日本人の常識」は単一のルーツではなく、いくつもの層が重なって形成された“複合体”といえます。そしてそれらが互いに矛盾を含みながらも共存しています。

日本人の「常識」のルーツ
日本人の「常識」のルーツ

複数の思想が整理されずに積層した結果、

  • 明文化よりも「文脈」
  • 原理よりも「調整」
  • 正しさよりも「納まり」

が重視される文化となり、それが「日本人らしさ」なのかもしれません。

不平等条約と外国人不起訴問題の共通点 – 犯罪を裁けない日本
日本国内の外国人による犯罪が「不起訴」になる事例が問題視されています。国会質疑の内容と共に、幕末期の不平等条約「治外法権」の共通点についてまとめ、高まる政治不信について考えます。
ペリーっていい人じゃないの?
今回は、ペリー提督というアメリカの軍人が何をしに日本に来て、それは日本にとって良かったことなのか、彼はいい人だったのかを改めて考えてみたいと思います。
江戸時代の”性的”とは?-裸はただの身体という価値観
「裸が日常」だった江戸時代の人々は何を“性的”と感じていたのか。明治以降に作られた価値観と当時の美意識を画像付きで比較し、「常識」を問い直します。
お盆は仏教? ― 歴史的経緯と現代の宗教性の整理
お盆の由来や歴史をわかりやすく解説。盂蘭盆会・目連説話から中国、日本への伝来と変化を辿り、祖霊信仰との融合や、墓参り・盆踊りなど現在のお盆の風習と宗教的意味を構造的に整理します。
Windows95発売時期の日本 – 1995年の政変・災害・テロ
今となってはネットもパソコンもない生活は想像が難しいですが、1995年という年は、まさにその境目の年だったといえます。1995年はWindows95の発売以外にも大変な事がたくさん起こった「激動の一年」でした。今回は、1995年の日本でどのようなことが起きていたのかをまとめてみます。