英語

日本語と英語は異なる歴史を持った言語です。同じ意味の言葉で訳すことができたとしても、本当の意味で完全一致しているとは限りません。単語によって、細かなニュアンスやイメージなどが違うといったことがよくあります。そのため、一つの日本語が複数の英単語に翻訳できてしまうことは珍しくありません。こういった複数の英単語は、それぞれどういった使い分けがされているのか、日本人としてとても興味深いと感じます。

また、日本語には平仮名・カタカナ・漢字といった3つの文字システムがあり、特に外来語を音で取り込むカタカナは、時折本来の英単語から意味や使われ方が変化してしまっているものがあったり、発音の関係で一つのカタカナ語が複数の英単語に結び付けられてしまうようなことが起きたりします。日常的に使うカタカナ語の影響で、英文を読む際に訳を誤りそうになることがあったりします。

この「英語」タグでは、そういった意味や音が近い英単語など、英語と日本語に関連した個人的に興味深いと感じたことを記事にまとめています。

言語

buryの意味と不思議な発音 – 変化形・派生語の確認と埋葬の英語表現

綴りは「bury」なのに実際の発音は「ベリー」。この不思議なズレの背景や変化形・派生語の発音、さらに土葬・火葬など「埋葬」をめぐる英語表現も紹介します。
言語

「共和国」ではなく「民国」を選んだ中国 ― 日本の和製漢語とアジアの近代化

Republic=共和国が一般的なのに、なぜ中華民国(Republic of China)は「民国」を選んだのか。和製漢語の影響と、中国が伝統を重んじた誇りに迫ります。
言語

「ダイエット=痩せる努力」の由来を探る ― diet の意味の変遷

日本語の「ダイエット」は痩せる努力を指しますが、英語の diet は食生活や食性の意味。本来の語源や歴史的背景を解説し、自然な英語表現も紹介します。
言語

『オファーする』は英語 offer と同じ意味?日本人が注意すべき誤用ポイント

日本語の「オファーする」と英語 offer は意味が異なります。誤用しやすい使い方と共に offering, provide との違いも解説しています。例文などをしっかり確認し、正しい英語表現を身につけましょう。
言語

「発音する」はどっち?PronounsとPronounce-語源の違いと覚え方

英単語「pronouns」と「pronounce」の意味・語源・発音の違いを解説。似て見える単語の混同防止に役立つ学習ガイド。
言語

英単語『widow:ウィドウ』の意味と使い方 – 怖いイメージの由来も紹介

英単語「widow:ウィドウ」は「未亡人」を意味します。基本の使い方から発音・例文、windowとの違いまでを解説。さらにblack widow spider(クロゴケグモ)やWidowmakerなど、怖いイメージの由来も紹介します。
言語

「culprit」と「criminal」の違いとは? ― 英語の「犯人」使い分けガイド

海外ニュースやドラマで聞く「culprit」と「criminal」という英単語は、どちらも犯人を意味しますが、ニュアンスは異なります。本記事では、それぞれの単語の、法律的・日常的な使い分けをわかりやすく紹介します。
言語

「クリーチャー」って英語じゃないの? – 意味のズレから見える、カタカナ語の不思議

日本語で「クリーチャー」と聞くと、多くの人が「怪物」や「異形の存在」を思い浮かべると思います。でも実は、英語の creature は、そんな“おそろしい存在”だけを意味する言葉ではないんです。今回は、そんな「クリーチャー」というカタカナ語に注目して、英語との意味のズレを見てみましょう。
言語

皮肉を意味する英単語 irony – アイロニーの意味や使われ方

日本でもカタカナで「アイロニー」という言葉を見かけることがありますが、日本ではあまり馴染みのない言葉で、よく意味が分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、英単語irony : アイロニーの意味や発音と共に、実際の使われ方などについて紹介しています。
言語

spare me – 動詞だと難しい英単語【スペア】

スペアという言葉は、予備といった意味合いで日本でも使われていて馴染みがあります。しかし、スペアの基となっている英単語「spare」は動詞として使われると日本語訳が難しいことが多いため、今回は使われるシーンと共に、意味やニュアンスなどを紹介します。