歴史ある物事

思想

ノア、マナ、ダビデ像──私たちのすぐそばにある“ユダヤ教”

“マナ”や“ノア”――これらがユダヤ教由来だと聞いて驚く人は少なくないでしょう。日本では古くから神道や仏教のような宗教が広まっていましたが、意外とキリスト教やユダヤ教に由来する物事も多く広まっています。今回は、身近なユダヤ教に関するちょっとした雑学を紹介します。
歴史

南海トラフ地震とペリー来航 – 「安政」という皮肉な元号

幕末の激動の時代に起きた南海トラフ「安政大地震」の状況や影響と共に、「安政」に改元された後の余震と外交交渉について時系列で整理します。
社会

衆議院と参議院 – 「両院の過半数割れ」で起きる事

戦後日本の政治は、「政府与党が過半数を取る」ことで政権運営を行ってきました。令和の政府与党のように「衆議院で過半数割れ」をした状態で、「参議院でも過半数割れ」をすると何が起こるのか、日本の政治制度を見直しながら考えてみます。
私見

会社を辞めても人生は続く – 限られた自分の時間を大切にする人生観

多くの社会人は自身の経験や価値観から「会社を辞めるのは怖い」と感じるものです。働かなければ生きていけないというのが大前提にあるからです。今回は、「働くことが人生より優先」になっている日本人の人生観(固定観念)を広げる、ひとつの考え方を紹介します。
私見

男女平等が少子化の原因 – 一夫多妻制が生物として理に適う訳

現代において問題視されている少子化の原因が男女平等にあり、その解決策として一夫多妻制が合理的であると考える理由について述べています。人間社会の倫理観を超えて、生物的な視点から俯瞰して人類を見つめ直すと「見えてくるものがあるのではないか」という、ある種の問題提起ともいえるかもしれません。
言語

「どっこいしょ」の語源は? – 仏教用語が変化した掛け声

日々の生活の中で不意に発することがある「どっこいしょ」という言葉は、掛け声のようですが、よく考えると意味が分からない言葉ではないでしょうか。今回はこの「どっこいしょ」の語源について紹介しつつ、意味やニュアンスを理解しやすいように語源の言葉が使われているアニメ作品も紹介します。
私見

繰り返されるオールドメディアの終焉 – 50年前のヒット曲 video killed the radio star

テレビで育ってきた世代にとっては信じられないような時代の移り変わりかもしれませんが、実は古くなったメディアが終焉を迎える歴史は繰り返されているのです。今回は、令和の現代から、現在の後期高齢者が社会で活躍していたころまで時代を遡りながら、メディアの変遷と情報社会について見つめ直してみます。
言語

複数の言語を混ぜて対話する手法が話題 – インターネットが生み出すピジン言語

ネットスラングや若者言葉は、実は言語学の観点から見ると「ピジン言語」だった?。この記事では、専門用語を交えながら、ネットミームやSNSで生まれる言葉の不思議な成り立ちを解説します。
私見

一年の計は元旦にあり – 儒教と道教に揺れる人生計画

新年には、今年の目標を立てたり、抱負を述べたりするものです。私も一人で活動しているとはいえ、何か2025年の方針というか方向性を整理しておきたいという気持ちになり、一年の最初の記事は、「論語」を題材にしたものにしてみます。儒教と道教の間で揺れ惑いながら、これからの人生設計について考えます。
社会

令和時代の選挙戦 – 2024年のネット活用と反組織票の風潮

2024年(令和6年)に起こり始めた選挙戦の変化についてまとめています。2024年に行われた選挙では、有権者はテレビや新聞といったマスメディアだけでなく、ネットの情報も参考にしながら投票先を決めるようになったことで、様々な現象が起こり、話題にもなりました。