本サイトは知識や経験を共有するための情報発信の場として、完全に個人で運営されています。運営に携わっている私個人の簡単な情報を以下に掲載します。
属性
日本生まれ日本育ちの純然たる日本人です。海外経験は、社員旅行や出張などでアジアを中心に10ヶ国以上は訪れたことがあります。語学は学ぶのは好きですが得意と言えるほどのスキルは持ち合わせていません。人生の中で日本の次に滞在期間が長い国は恐らくタイで、4~5回くらいは行っている気がします。
性別は男性です。結婚して成人する娘がいましたが今は離婚しており、いわゆるバツイチです。離婚理由は私の体調悪化に起因して家庭内での協力関係が崩れたことですが、比較的円満に別々の人生を選んだ形ではあると思います。
年齢は2024年現在で40代半ばで、昭和の最後のあたり、いわゆる第二次ベビーブームの頃の生まれです。昭和・平成から令和にかけて人生を歩んできており、生まれたころはインターネットもなかった時代でしたが、今は本当に便利な時代になったものだと感じる日々です。
職業は元々IT関連の仕事をしていましたが、病気で退職した後は治療に専念するのを最優先としており、今のところ無職です。病状も安定してきており、できることから始めようとサイト・サーバーの構築を手掛けている状況です。ゆくゆくはサイトを収益化して独自のサービス何かを展開しながら、細々と個人事業・自営業化していければよいかなと考えています。
経歴・職歴
工学系の大学卒業後、新卒でIT系の中小企業へITエンジニア(プログラマー)として就職しました。
最初の数年は上司の指示でテストや簡単なプログラムの作成を任されていましたが、入社3年目頃に先輩の一人が事故で亡くなられたことで、その方が担当していた販売管理・基幹システムを受け持つことになりました。仕様書もなく、導入時には大きなトラブルもあった巨大なシステムを、先輩や取引先に教わりながら何とか日々の業務が行えるようにするという自転車操業SEとして、眠る暇もないような日々を過ごしていました。その過程で、業務システムの技術的な側面や、人との交渉事、社内のチーム編成や仕事の割り振りなど、何年もかけて学ぶような貴重な経験を地獄のような環境で一気に習得することになりました。それからすぐに、部下を複数名もって個別の部屋をあてがわれるようになり、部署としての売り上げや計画などを会議で発言する様な、チームリーダーとなりました。
新卒で入社した会社に勤務して6年目頃に、営業部長や開発の先輩たちが主要なIT系取引先の企業の社長達と連携して、独立起業を画策している話が持ち上がり、特に営業部長に目をかけていただいていた私は、その輪の末席に加えてもらいました。最初は、元の会社から大勢社員を引き抜いた形となりました。
私の役目は、他の先輩方のように世界にシェアを持つ大手取引先との連携を主軸にするのではなく、全体売り上げを下げることなく、大手取引先の売り上げ構成比を下げる事、つまり地場を相手にした独自のサービスなどを確立していくことで、大手の下請けではなく独立したIT企業へと成長させることが、私に課せられたミッションでした。いわゆる投資的な部署と言えるため、まだ20代だった私が抜擢されたという側面もあるでしょう。
起業後は会社役員でしたが、社内的には部長職の一つを預かり、複数名の開発社員を抱えて業務にあたっていました。プログラムを作ることもありましたが、主にプロジェクトの取りまとめから進捗管理を仕事の中心としており、複数の社員を使って複数のプロジェクトを取り回していく日々でした。電話とメールのやり取りや会議だけで一日が終わるという日も少なくありませんでした。
その後10年間くらいの間に、インターネットを中心としたネットワーク、データベースを中心にBtoC/BtoB双方のWebシステムの開発を多く経験しました。特にサーバーを含めたインフラ設計から、システム全体の仕様設計/進捗管理が主な役割で、教育・採用についても担当していました。Webだけでなく、博物館やイベント会場・遊園地で使われるようなハードウェアを含めた特殊なシステムや、世界的に今も一般の人が使っているようなソフトウェアの、システム仕様設計からSDK制作に携わった経験も持っています。
扱っていたソフトウェアとしては主に以下のようなものが挙げられます。
- 基幹系Webシステム
- 自社Webサービス
- イベント系独立システム (ゲームや検索システムなど)
- スマートフォンアプリ多数 (多種多様なジャンル。カジュアルなものから堅いものまで)
- Windows用システム開発 (業務関連のサブシステムなど)
経験が多い分野はWebやデータベースではありますが、基本的にはどんなソフトウェアでも対応するという方針で生きてきたため、多岐にわたって経験があります。業務系が多いですが、意外と某コンシューマーゲーム機の開発をしたことがあったりなど、人生何が繋がっていくのか分からないものです。イベント関連では、博物館や遊園地の中で使われるような娯楽性の強いソフトウェアを多く経験しています。現地に入っての慌ただしい仕事は、何年経ってもいい思い出になっています。
特に経験が豊富な分野や技術は以下のようなものになります。
技術分野 | 経験が豊富なもの |
---|---|
データベース | PostgreSQL, MySQL |
インフラ | ネットワーク、サーバー(Linux) |
プログラム言語 | C#, PHP, JavaScript |
幅広い分野に携わってきてはいますが、経験が少ない分野として自覚があるのは、IoTやデバイスドライバの開発といった、機械に近い部分の開発経験は多くありません。C言語についても、学生い時代を除けば、数えるほどしか触っていません。やってできない分野ではないとは思っていますが、圧倒的な経験不足感があるのは事実です。
各分野についてもう少し詳しく掘り下げて紹介します。
データベース
恐らく最も長い期間携わっていて経験が多く、最も好きな技術分野と聞かれるとデータベースを上げてしまう程には、データベースが大好きな人間です。大規模で複雑な要件を、効率よく高速なSQLで解決することに喜びを感じる程です。
データベースとして圧倒的に経験が多いのはPostgreSQLですが、若いころにはWindows Serverもまだ頑張っていたので、(長い事触っていませんが)SQL Serverについても知識や経験があります。MySQLは社内や個人での範囲が多く、業務経験としての実績が多いとは思っていません。スマホが流行ってからはSQLiteを扱うプロジェクトも多く経験していますが、小さなデータより膨大なデータを扱いたい方です。
インフラ関係 (ネットワーク、サーバー)
社会の流れに乗って、インターネットを利用した基幹・販売管理のようなビジネス系から、一般向けのWebサービスまで広く手掛けていた経験から、ネットワークやサーバーの構築・運営についても知識が広めです。古くはWindows Serverもありましたが、キャリア後半はほぼLinuxサーバーで、ディストリビューションとしては特にCentOSとの付き合いが長いです。なので、UbuntuなどDebian系を扱うことは少なめだと思います。
ネットワークは、インターネットを使ったシステム構築の経験が圧倒的に多いですが、独立したネットワークが必要となる博物館や遊園地のようなところで使われるシステム構築経験もあり、小~中規模の閉じられたネットワーク構築や運用などについても見識があります。
プログラム言語
本サイトではIT関連を扱うので、プログラム言語についても記しておきます。
元々はC/C++プログラマだったのですが、時代の流れに乗ってC#からJava/PHPといった高級言語に流れていった経歴を持ち、キャリア全体でみるとC#とPHPが多いかと思います。プログラム言語は対象となる制作物に応じて選ぶものという考えで、正直こだわりはありません。開発効率が高い言語を選ぶのを基本としながら、適宜C++やRubyなど長所がある言語を部分的に使うといった発想です。
MacやiOSで使われていたObjective-Cについては経験があるものの、近年iOSで使われるようになったSwiftについては自分がコーディングを担当することがなかったため経験値がなく、本サイトで扱うことはないでしょう。
個人的な興味分野
学生時代に歴史を題材にしたゲームをきっかけに、日本や中国の主に戦史に興味を持つようになりました。最初は、有名な戦やそこに登場する人物に興味を持った程度でしたが、それらが実際に起こった出来事であることを認識してから、徐々にその周辺の事情や経緯など、興味の分野が広がっていきました。
今は、歴史のあるものの由来を調べたり、学ぶこと全般が好きです。言語を学ぶことも好きですが、根底にあるのは、異なる言語が異なる地域で育まれ、形作られているという意識があり、興味の本質はそういった歴史にあるといえます。言語によって表現方法が異なる語彙などは、そういった表現が形成されていった文化的・歴史的な背景にとても強く惹かれます。
ジャンル | 興味の基 |
---|---|
歴史 | ゲームから戦史に興味を持つ |
宗教 | 歴史には宗教が影響することが多い |
文化 | 歴史上の人々の営みが創り出す様々なモノ |
政治・経済 | 近代史から続く現在進行形の歴史 |
また宗教については、歴史に大きく関わってきていることもあって、世界的な宗教についても学ぶことが好きですが、その他新興宗教などについても興味があります。ただし、その根源には「神を信じない」前提があり、興味の本質は「何故人が惹かれるのか」という部分と、「何を教えているか」にこそあると言えます。私自身の宗教の認識は、(時として)神などの超常的な存在をもって、「人々に倫理や道徳を教える」役目を担っているものです。「何を教えているか」という部分は、生きていく上で参考になる考え方が多くあるものです。また、前者の「何故人が惹かれるのか」というのは、営業的な観点で、人に受け入れられ拡がっていくものを研究していく際に、宗教の中に参考にすることが無いだろうかと考えたことがキッカケです。
政治・経済については、40超えたあたり頃からようやく興味を持ち始めたところで、まだ勉強中ですが、とても面白いと感じるようになりました。歳をとってから興味を持った理由は、人生の中で様々な社会経験を積んだことで、色々と政治の役割などが理解できるようになったことが大きな要因と思われます。元来の歴史が好きな部分もあって、特に明治以降の近代期の政治的な変遷は興味深いと感じています。