歴史

歴史上の人物や出来事などに関連した記事をまとめています。歴史の直接的な解説ではなく、現代の日常的な物との関係などを、歴史を引用する形で紹介しているものが多いです。

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外国人観光客のトラブルが軍事革命の引き金 – 「生麦事件」と現代の比較

およそ150年前には外国人のトラブルが発端となり、軍事衝突、そして軍事革命へと繋がった事件「生麦事件」が起きています。「政府が暴力によって倒される」という国の一大事が起きた歴史について、現代の外国人トラブルと政府の対応と比較しながら今一度考えてみます。
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外国人が知っていて驚いた「もののあはれ」 – 失われた日本の美的理念

今回は、現代の日本人からは忘れ去られ、失われてしまった「もののあはれ」について再確認しながら、日本人より日本の事を知る外国人をみて、自分も日本の事をもっと知らなければと感じたことなどについてまとめてみます。
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タピオカはキャッサバで、キャッサバはコロンブス

今日は食べ物の話です。私は特に最近炭水化物について学ぶことが楽しく、元々歴史や文化が好きなこともあって、栄養だけでなく由来などを知ることも楽しんでいます。今回は数年前に日本でも流行し、今でも愛飲している人も多い「タピオカ」についての雑学をま...
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ペリーっていい人じゃないの?

今回は、ペリー提督というアメリカの軍人が何をしに日本に来て、それは日本にとって良かったことなのか、彼はいい人だったのかを改めて考えてみたいと思います。
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雨が降ると思い出す小野小町 – 1000年前と変わらない人の心情

雨が降る様子を部屋の中から眺めていたり、雨の降る音を静かな部屋で聞いていると、ゆったりと時の流れや自然の豊かさを感じられるような気がするのです。そんな時間を楽しんでいると、ふと「小野小町」のことを思い出す時があります。今回は、そんな雨から小野小町、そして小野小町の歌から連想される「人の世」の真理について綴ってみます。
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日本と中国の近代革命の違い – 国家を作り替える国民の覚悟と原動力

合法的な軌道修正に見切りをつけた人々が、暴力に訴えて力づくで当時の国家を倒してしまい、新しい制度の国家の樹立を宣言しました。またお隣の中国でも、日本を追いかけるように同じような革命の波が起きています。今回は、自分たちの住んでいる国を武力で倒そうと立ち上がった人たちの原動力について理解を深めるために、日本と中国の近代史に起きた革命について掘り下げて考えてみようと思います。
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人間の欲がその後の世界を変えた – 大航海時代

私が大航海時代について、本当の意味で興味を持ったのは、「トウモロコシ」がコロンブス交換によってもたらされ、今や世界で最も生産・収穫されている主食穀物と知った時でした。トウモロコシは、家畜の飼料として使われていて、私たちが日常的に食している肉・卵などが、コロンブスの大発見によって得られていると考えると、感慨深いものがあります。
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本居宣長の思想と大東亜戦争の奇妙な繋がり – 国学から帝国主義へ

本居宣長から先の大戦(大東亜戦争/太平洋戦争)に繋げて紹介をしています。彼の名誉に泥を塗ったり批判しようという意図があるわけではないことをあらかじめお伝えしておきます。歴史の中では、時に一人の人間の研究、一人の思想が後に大きなうねりとなって世界的な悲劇を招くこともあるという事例として紹介しています。