歴史上の人物や出来事などに関連した記事をまとめています。歴史の直接的な解説ではなく、現代の日常的な物との関係などを、歴史を引用する形で紹介しているものが多いです。

韓国の文字体系の歴史 – 漢字からハングルへの変遷と日本の関与
日本でも、韓国でハングル文字が使われていることが知られています。韓国は元々漢字が使われていた国ですが、近代に入ってからハングル文字へと移行しており、その変遷には「日本」も大きく関わっています。今回は、韓国の文字の歴史と共に日本との関係もまとめて紹介します。

南海トラフ地震とペリー来航 – 「安政」という皮肉な元号
歴史の中の出来事は、いつどういった事が起きたのかを学びます。関係する内容を流れで覚えることもあるでしょう。しかし、異なる分野の出来事は切り分けて学ぶことが多く、並行して起きている事象であってもそれらを合わせて考えることはあまりありません。今...

井伊直弼 – 誤解された政治批判の末に暗殺された政治家
現代と似た状況ともいえる幕末の時期に、外交交渉の最前線にいた井伊直弼は、批判する人たちの手によって暗殺されました。井伊直弼の事件は、政治的に国民の誤解を解くことができない状況下で起きた悲劇という側面があり、この事件から「政治批判に求められる冷静さ」を改めて考えてみます。

不平等条約と外国人不起訴問題の共通点 – 犯罪を裁けない日本
もはや「日本は安全」というのは過去となりつつあり、日本の世界的な評価が低下していっている現状を憂いている日本国民は多いようです。今回は、国会でも話題にあがった「外国人の不起訴」に関する問題と、幕末期の「不平等条約」の共通点についてまとめてみます。

令和のコメ騒動と大塩平八郎の乱 – 政治の腐敗と米の高騰
米の高騰と関連した歴史上の事件「大塩平八郎の乱」を振り返りながら、令和のコメ騒動といわれる現状を比較してみます。学校の授業で習った大塩平八郎の乱がどういった事件で、なぜ起きたのかを確認すると、現代との共通点を見出したり、私たちがとるべき行動の参考になることもあるのではないでしょうか。

外国人観光客のトラブル – 幕末「生麦事件」と令和の比較
およそ150年前には外国人のトラブルが発端となり、軍事衝突、そして軍事革命へと繋がった事件「生麦事件」が起きています。「政府が暴力によって倒される」という国の一大事が起きた歴史について、現代の外国人トラブルと政府の対応と比較しながら今一度考えてみます。

外国人が知っていて驚いた「もののあはれ」 – 失われた日本の美的理念
今回は、現代の日本人からは忘れ去られ、失われてしまった「もののあはれ」について再確認しながら、日本人より日本の事を知る外国人をみて、自分も日本の事をもっと知らなければと感じたことなどについてまとめてみます。

ペリーっていい人じゃないの?
今回は、ペリー提督というアメリカの軍人が何をしに日本に来て、それは日本にとって良かったことなのか、彼はいい人だったのかを改めて考えてみたいと思います。

雨が降ると思い出す小野小町 – 1000年前と変わらない人の心情
雨が降る様子を部屋の中から眺めていたり、雨の降る音を静かな部屋で聞いていると、ゆったりと時の流れや自然の豊かさを感じられるような気がするのです。そんな時間を楽しんでいると、ふと「小野小町」のことを思い出す時があります。今回は、そんな雨から小野小町、そして小野小町の歌から連想される「人の世」の真理について綴ってみます。

日本と世界で異なる終戦記念日 – 「常識」に潜む危険性
大東亜戦争の「終戦記念日」は日本では8月15日ですが、世界的な終戦記念日は異なっています。今回は、終戦記念日に関する歴史的な背景を確認しながら、自分が正しいと思っている「常識」の中に潜む危険性について考えてみます。