宗教

宗教に関連した話題です。日本の基本的な倫理観を形成している儒教や仏教といった宗教や、世界的に信者数が多いキリスト教やイスラム教などを扱っていることが多いです。個人的に宗教とは、神などの超常的な存在を背景にした「人類共通の倫理観や道徳」を教えるための教材と認識しています。相手の価値観や常識を知るためにも、教養のひとつとして、宗教を学ぶべきだと考えています。

また、人類の歴史は宗教の歴史でもあり、人々の歩んできた歴史には宗教が常に影響を与えています。人や社会の変遷や由来に興味がある私にとっては、宗教は言語と同じように学ぶ対象です。

歴史

女性の裸は“性的”? – 歴史の中で「作られた価値観」

現代社会において、私たちは「女性の裸は性的だ」とする価値観があります。果たしてこれは本当に自然な感覚なのでしょうか。それとも歴史や文化が作り上げてきたものなのでしょうか。本記事では、現代の事例と歴史的背景を手掛かりに、女性の体をめぐる価値観を考えてみたいと思います。
その他雑学

ノア、マナ、ダビデ像──私たちのすぐそばにある“ユダヤ教”

“マナ”や“ノア”――これらがユダヤ教由来だと聞いて驚く人は少なくないでしょう。日本では古くから神道や仏教のような宗教が広まっていましたが、意外とキリスト教やユダヤ教に由来する物事も多く広まっています。今回は、身近なユダヤ教に関するちょっとした雑学を紹介します。
その他雑学

サクヤとイワナガ – 古事記に描かれる「結婚」と「容姿」の価値観

「美しい人が得をする」――現代の婚活やSNSで感じるそんな価値観。実は、1000年以上前の日本神話でも、外見で人生が大きく変わった姉妹がいたのをご存知ですか?本記事では、古事記に登場するサクヤとイワナガのエピソードから、“容姿と結婚”に対する日本古来の価値観をひも解きます。
その他雑学

「侘び寂び」の意味や由来 – 「ミニマリスト」「もののあはれ」との違い

日本の歴史的な芸術などを見ると、その趣や美しさに心を打たれることがあります。そういった古い芸術などを語る際に耳にすることが多い「侘び寂び」について、その内容や由来についてまとめています。日本独特の美意識ではありますが、実は日本以外から入ってきた考えに由来しています。
私見

会社を辞めても人生は続く – 限られた自分の時間を大切にする人生観

多くの社会人は自身の経験や価値観から「会社を辞めるのは怖い」と感じるものです。働かなければ生きていけないというのが大前提にあるからです。今回は、「働くことが人生より優先」になっている日本人の人生観(固定観念)を広げる、ひとつの考え方を紹介します。
私見

男女平等が少子化の原因 – 一夫多妻制が生物として理に適う訳

現代において問題視されている少子化の原因が男女平等にあり、その解決策として一夫多妻制が合理的であると考える理由について述べています。人間社会の倫理観を超えて、生物的な視点から俯瞰して人類を見つめ直すと「見えてくるものがあるのではないか」という、ある種の問題提起ともいえるかもしれません。
その他雑学

「論語」の「年齢を表す言葉」と意味 – 儒教と道教

論語の年齢を表す言葉としては「不惑」や「知命」などが有名です。今回は、孔子が論語で述べた「年齢を表す言葉」とそれぞれの意味について紹介しています。また、儒教と正反対の宗教とも呼ばれる「道教」についても少し触れています。
言語

「どっこいしょ」の語源は? – 仏教用語が変化した掛け声

日々の生活の中で不意に発することがある「どっこいしょ」という言葉は、掛け声のようですが、よく考えると意味が分からない言葉ではないでしょうか。今回はこの「どっこいしょ」の語源について紹介しつつ、意味やニュアンスを理解しやすいように語源の言葉が使われているアニメ作品も紹介します。
歴史

外国人が知っていて驚いた「もののあはれ」 – 失われた日本の美的理念

今回は、現代の日本人からは忘れ去られ、失われてしまった「もののあはれ」について再確認しながら、日本人より日本の事を知る外国人をみて、自分も日本の事をもっと知らなければと感じたことなどについてまとめてみます。
私見

一年の計は元旦にあり – 儒教と道教に揺れる人生計画

新年には、今年の目標を立てたり、抱負を述べたりするものです。私も一人で活動しているとはいえ、何か2025年の方針というか方向性を整理しておきたいという気持ちになり、一年の最初の記事は、「論語」を題材にしたものにしてみます。儒教と道教の間で揺れ惑いながら、これからの人生設計について考えます。