普段の生活で食べる「食べ物」全般に関する記事です。現代の生活の知恵や雑学だけでなく、食べ物の由来や歴史などについてまとめている記事も含まれます。

野菜なしでも平気?栄養の“常識”は意外と新しい
野菜不足でも平気? 栄養学の常識は意外にも100年ほどの歴史しかありません。脚気や壊血病などの事例から、飽食時代に潜む偏食のリスクを考えます。

お米の保存の昔と今 ― 虫害対策と保管の知恵
虫やカビを防ぐお米の保管方法を徹底解説。江戸時代の米屋の工夫から現代の冷蔵保存まで、日常で活かせる保存の知恵を紹介。

常識はときに人を殺す ― 森鴎外と脚気の教訓
森鴎外が陸軍軍医総監として下した脚気対策の判断は、科学の常識を信じたがゆえの悲劇でした。歴史を振り返り、常識や権威を疑う重要性を考えます。

歴史が映す現代の兵糧攻め ― 戦国時代と現代の米価高騰比較
日本の米価高騰を「現代の兵糧攻め」と捉え、戦国時代の教訓から備蓄米や輸出政策の課題を考え、市民の監視の重要性を提起します。

ドイツのパンはなぜ硬い?──日本で根付かなかったライ麦パンの物語
ドイツの硬いライ麦パンと日本の柔らかいパン文化の違い、歴史的背景や原料、定着しなかった理由をわかりやすく解説します。

黒船が運んだ黄金の液体──ペリーから始まる日本ビールの物語
黒船が運んだ一杯のビールが、日本のビール史を変えた──ペリー来航からドイツ式醸造、札幌ビール誕生までを紐解きます。

魚卵の「元の魚」と英語名まとめ – fish roe name in Japan
海外の友人たちと一緒にお寿司を食べに行ったりした際に、「魚の卵」についての説明に困ることがあります。そもそも、食べている魚卵の「元の魚の名前」を知らないこともあるでしょう。今回は、魚卵と魚の名前と共に、英語での魚の名前をまとめています。

痺れや眩暈の改善に役立つ蕎麦 – ビタミンB1不足と脚気
炭水化物を中心とした食生活をしていると、手足が痺れたり、眩暈(めまい)がするといった体の異変を感じる事があります。今回は、この症状の原因や危険性と共に、その対策に蕎麦(そば)が役に立つということを、歴史を交えて紹介しています。

一日食事は何回必要? – 電気のない時代の「一日二食」文化
日本が一日三食になった歴史と共に、一日二食だった時代の食習慣について振り返りながら、毎日の食事は何回かが良いのかを考えてみます。

令和のコメ騒動と大塩平八郎の乱 – 政治の腐敗と米の高騰
米の高騰と関連した歴史上の事件「大塩平八郎の乱」を振り返りながら、令和のコメ騒動といわれる現状を比較してみます。学校の授業で習った大塩平八郎の乱がどういった事件で、なぜ起きたのかを確認すると、現代との共通点を見出したり、私たちがとるべき行動の参考になることもあるのではないでしょうか。